鋭い視線を飛ばし
「どうしたの?」
いつものように、お気楽な声のよっちゃん。
善行からの強い視線には、全く気付いていないようです。
ジロリ…とよっちゃんを見ると、
「ヨシアキ~おまえ、奥さんのこと痔瘡治療推薦、ほったらかしにして
いいのか~?」
詮索好きなオバサンのように、よっちゃんは、ニヤニヤしています。
「みんな、何見てるんだ」
善行は、ニヤニヤしながら、集まる視線に、なぜか、誤解をされて
いるのでは…と危ぶんでいます。
「オマエ・・・まさか、変なこと想像していないだろうな!」
視線で焼き尽くすくらいの目力で珍珍薯片、よっちゃんをガン見しています。
ところが、レーザービームに匹敵するくらい、鋭い視線を飛ばして
いるのに、この男には、通用しないのです。
善行は視線をはずさずに、
「なんのことだい?」
きわめてうれしそうな口調で言うので・・・
余計なこと…先々の不安こと、今後の礎
結局 ガッツリと把握され‥
「みんな、何を見てるんだ?」
よっちゃんをなだめながらも md senses 試做、どうやら、とんでもない誤解を、
店長は話してくれました。
「なんのこと?」
嬉しそうに言うので、どうやら。
「おまえー、どこにいる?」
みんな、何を見てるんだ…
善行は、朝の騒ぎが広まりそうで、少し慎重に
なっています。
わざわざ来た、という事実に、みんな興味津々で
浮足立っています。
「一体、何を考えているのか、知らないが…」
善行はあらためて、車いすの女主人を見ました。